サウナが届かない?理由や事業者が考えておきたいリスクを解説

サウナ事業に乗り出すために、サウナを購入する事業者が増えています。一方で購入時のトラブルとして多いのが「注文したサウナが届かない」といったケースです。
今回は、サウナが届かない理由や、事業者が覚えておきたい購入時のリスクについて解説します。
サウナが届かないケースが増加?考えられる理由は
2010年代から本格化した第三次サウナブーム。とくに2020年以降は「サウナバブル」と呼べるほど多くの事業者がビジネスに乗り出し、事業用サウナを購入する機会も増えています。
一方で購入時のトラブルとして増加しているのが、「注文したサウナが届かない」といったケースです。では、サウナが届かないケースで考えられる理由を、国内から購入した場合と、海外から購入した場合の2つのパターンでご紹介します。
国内で購入│注文過多や人員不足による製造の遅れ
国内ブランドのサウナを購入する場合に考えられるのが、製造の遅れです。サウナブームにより国内でサウナ販売に乗り出すブランドが増加しましたが、新興ブランドの中には生産体制が確立されておらず、製造工程に遅れが生じているケースがあります。こうした場合、当初の予定されていた納期がズレてしまうケースも多く、「サウナが届かない」といったトラブルに発展します。
また、購入時に注意したいのが、納品についての注意書きです。たとえば「最短翌日発送」と記述がある場合でも、「在庫のある既製品の場合」と注意書きがあるケースが少なくありません。購入前にはこうした注意書きを見落とさないようにするのも、事業者としてリスクを回避するうえでは重要なポイントです。
海外から購入│発送する現地からの輸送時間や代理店のノウハウ不足
海外から代理店を通してサウナを購入する場合はどうでしょうか。こちらも国内同様に注文に生産体制が追いつかず納期が遅れるケースや注意書きを見落としているケースが考えられます。
それ以外にも海外ならではの理由として、発送される現地から日本までの輸送時間がかかる点は原因の1つです。また海外からの業務用サウナは基本的に日本代理店を通して購入しますが、この代理店側に問題があるケースも頻発しています。特に新たに参入した代理店はノウハウや運営体制が確立されていない場合もあるため、事前にきちんとリサーチしておくのがおすすめです。
入金後に連絡が滞るといった悪質なケースも
近年は安価なサウナを輸入販売する事業者も増えていますが、中にはとてもビジネスとは呼べない悪質な業者も紛れ込んでいます。入金後いつまで経っても商品が納品されず、ついには連絡が滞るといった詐欺まがいのケースも。サウナが届かないため施設の営業ができず、他社に再度購入を依頼するといったケースも見られます。
どのビジネスでも市場が大きくなれば、事業者の数も多くなります。サウナの購入時は本当に信頼がおける業者かどうか、念入りに確認して購入を進めましょう。
事業者が考えておきたいサウナが届かない場合のリスク
ここまで国内と海外で、それぞれサウナが届かないケースとして、考えられる理由をご紹介しました。では、サウナが届かない場合、事業者にはどのようなリスクが生じるのでしょうか。

機会損失につながる
もっとも大きなリスクは、機会損失につながる点です。サウナが届かなければ、そもそも店舗の営業ができません。届くまでの時間は売上が生まれないため、機会損失の状態となります。新規店舗であれば、オープンの日程や施設の工期が遅れるといったリスクが伴うでしょう。オープンに合わせてキャンペーンや広告の出稿を予定しているなら、チラシやバナーの制作日程を見直す必要もあります。
メンテナンスや修繕に時間がかかる
既存店舗の場合ではどうでしょうか。たとえばサウナの故障や経年劣化による破損が発生した場合は、パーツやサウナ本体の交換が必要となります。この状態でサウナが届かないとなると、営業を休止するため新規店舗とは違った形で機会損失が発生します。特に海外からサウナを購入すると、パーツを取り寄せるにも時間と送料がかかるため、日常的なメンテナンスに遅れが生じる可能性も考えられるでしょう。
店舗のイメージダウンや顧客離れにつながる
営業を休止した場合には、利用客の満足度や店舗へのイメージがダウンするリスクがあります。修繕が必要な箇所が放置されている状態となれば、お客からすれば「外れ店舗」です。顧客離れにつながれば、売上にもダメージとなるでしょう。サウナブームで競合店舗が次々とオープンしている状況では、事業の致命傷になりかねません。
信頼できるサウナブランドの選び方
では「サウナが届かない」といったリスクを避けるために、事業者がサウナを購入する場合はどのようなブランドがおすすめなのでしょうか。

おすすめは信頼できる国産ブランド
おすすめしたいのが信頼できる国産ブランドです。前述したように、事業としてサウナに取り組む場合、海外製品の購入は余計なリスクが生じます。サウナは定期的なメンテナンスが必要なため、どうしてもパーツや消耗品の購入が必要です。物理的な距離が近い国産ブランドであれば、「急な故障や破損でもすぐに対応できる」「送料を抑えられる」など、事業者にとってのメリットも大きいでしょう。
もちろん海外ブランドでも正規代理店を通じて購入すれば、リスクやメンテナンスの不安も解消できます。
もっとも注意したいのが海外製の安価なサウナを購入するケースです。ネット通販では海外製の安価なサウナが多数販売されていますが、実際に商品が届くと日本の建築基準法や消防法を満たしていないといった商品も多いようです。こういったサウナを知らずに使用していると、利用中のトラブルや事故の原因となります。
サウナは高温多湿の特殊な環境で利用するため、安全管理を徹底することが求められます。目先の購入価格だけで判断せず「長く安心して使用できるか」という視点で購入業者を選ぶようにしましょう。
国産ブランドでも「信頼できるブランドか」しっかりリサーチする
国産ブランドから購入する場合でも、「信頼できるブランドか」しっかりとリサーチしておくのが重要です。サウナ本体の品質はもちろんですが、この他にも
- 安定した生産体制が確立されいているか
- 在庫をしっかり確保しているか
- 納期やアフターサービスが充実しているか
といった点はチェックポイントとなります。サウナブームで多くの事業者が参入している今だからこそ、どれだけ本気でサウナ事業に向き合っているかをリサーチしておきましょう。例えば、「事例集が充実している」ブランドや「自分達でサウナを運営している」、「自社で在庫をストックしている」といった点は本気度を窺う材料となります。
アフターサービスの充実度も信頼できるサウナブランドを判断する基準となります。サウナは日常的なメンテナンスだけでなく、定期的な点検や修繕が欠かせません。どうしても専門的な知識や技術が必要となるため、アフターサービスまで対応しているサウナブランドを選んでおくと長く安心して利用できます。
購入からアフターサービスまで信頼できるサウナブランドをお探しならONE SAUNAへ
ONESAUNAは九州・宮崎を拠点にバレルサウナを製造・販売する国産ブランドです。全国5箇所の拠点で生産を行っているので「サウナが届かない」「納期がはっきりしない」といった心配がありません。また、カスタマイズやオーダーメイドにも柔軟に対応します。
バレルサウナは全国各地の国産木材を使い、職人がハンドメイドで1つ1つ丁寧に製造。2022年には地産地消サウナとして『GOOD DESIGN AWARD』を受賞するなど、高い評価を集めています。
またメンテナンスやアフターフォロー、事業運営のアドバイス、サウナIoTシステム「ON SAUNA」の提供など、あなたのサウナ事業をトータルでサポート。安心安全なサウナの購入をお考えなら、ぜひONE SAUNAへご相談ください。