定額で「ととのう」サブスクサウナとは?特徴やメリット、事業者選びのポイントを解説
定額料金でサービスを利用することができるサブスク(サブスクリプション)。さまざまなサービスが提供されていますが、サウナ業界で話題となっているのがサブスクサウナです。
今回はサブスクサウナの概要や特徴・メリットをはじめ、料金の目安について解説します。
サブスクサウナとは?事業者目線で見るメリット
サブスクサウナとは、定額料金で利用することができるサウナサービスです。
サブスク(サブスクリプション)といえば、月額料金や定額料金でさまざまなサービスを楽しむことができるビジネス形態。動画配信サービスやファッション、レンタカーなど多様な業種でサービスを展開しており、一般的には使い放題のサービスが定番です。
この手法をサウナに導入したのがサブスクサウナ。定額料金を支払えば、いつでも何度でも好きなだけサウナに入浴が可能で、事業者にとっては新たなサウナのビジネスモデルとして注目が集まっています。
安定した収益源を確保可能。中長期的にユーザーとの関係性を構築できる
事業者にとって、サブスクモデルを利用したサウナの最大のメリットは、安定した収益源を確保できることです。サブスクリプションは定額料金による利用となるため、事業者にとってはある程度収益の見通しが立ちます。
また比較的、中長期でサービスを利用してもらえるため、施設へのロイヤリティ向上や顧客との関係性を向上させる施策を打ちやすいなど、マーケティング面での効率化が図れる点もメリットです。
この他にも、顧客データの収集が容易な点や、アプリ機能を用いて省人での運用も可能。DXとの相性が良いため、収益性を高めやすいのも魅力です。
サブスクサウナを導入するための、事業者選びのポイントは?
新規でサブスクサウナをスタートする場合、選択肢は2つ挙げられます。「サウナ本体を購入する方法」と「サウナをレンタルする方法」です。いずれのケースでも重要となるのが、サウナを取り扱う事業者の選び方。ここでは、間違いのない事業者選びのポイントをご紹介します。
価格とコストパフォーマンスが見合ったサウナを取り扱っているか
まずは、価格とコストパフォーマンスが見合ったサウナを取り扱っているかを確認しましょう。
近年はサウナブームの影響でサウナ本体を取り扱う事業者も増えています。事業者の増加は価格競争を促し、サウナの低価格化につながっていますが、極端に安い場合は注意が必要です。
サウナは本来、高温多湿の環境で安心安全に耐えられるように、設計の段階から細部まで気を配って製造されています。ある程度の価格になるのは、こうしたコストが反映されているため。もちろんサウナ事業者も経営努力でコストを抑えていますが、他社のサウナに比べて極端に価格が安い場合は、耐久性や品質に不安が残ります。
購入時は、価格の妥当性やコストパフォーマンスに見合ったものか、きちんと確認してから購入の有無を判断しましょう。
施工実績が多く、顧客からの評価が高いか
事業者の信頼度を測る材料として施工実績(導入事例)に注目してみましょう。大手のホテルやリゾート施設への導入実績は、信頼度やノウハウの有無を知る材料となります。また、近年では口コミでの情報も手軽に入手できるため、こうした声も参考にしてみましょう。
サブスクサウナを導入する事業形態(ホテルや温浴施設、フィットネスクラブなど)への実績の有無も、事業者選びの参考となります。
アフターサービスへの対応が可能か
サブスクで利用する場合、日常的なメンテナンスや突発的トラブルに素早く対応できる体制はきちんと準備しておきたいものです。こうした場面では、アフターサービスまできちんと対応してくれる事業者はとても頼りになります。
サウナの改修やメンテナンスには、専門的な知識や資格が必要な場面も少なくありません。こうした状況でもすぐに相談できる事業者なら、安心してサブスクサウナを導入できます。
IoTシステムをはじめ、収益性を高めるサービスを提供しているか
事業としての成功を目指すなら、IoTシステムや収益性を高めるサービスを提供している事業者を選びましょう。
サウナの予熱管理や環境設定ができるIoTシステムの導入は、近年のサウナ事業ではトレンドの一つです。サブスクサウナはこうしたデジタル技術と相性がよく、無人化や省人化によるコストカットに貢献してくれます。
また、サウナの導入だけに留まらず、プロデュースやマーケティング支援のノウハウがある事業者であれば、心強い味方となってくれるでしょう。
【種類別】サブスクサウナの特徴
最後に、種類別にサブスクサウナの特徴について解説します。サブスクサウナとひと口に言っても、その種類は実にさまざまです。
1.ビジネスホテル型
ビジネスホテルに併設されたサウナを定額で利用するのがビジネスホテル型です。仕事帰りや近場のビジネスホテルでサウナに入浴するという方が、定額でサウナを利用することができます。
これまでもビジネスホテルでは、ホテル内に併設された入浴施設や温泉施設を、宿泊しない一般客向けに提供していました。近年はサウナブームを受けて入浴だけでなくサウナを利用する客も多く、人気を集めています。
宿泊者向けだけでなく、サウナだけを利用するユーザー向けのサブスクサービスを展開するのは、ホテルの新たな収益源となります。
2.温泉・銭湯型
温泉や銭湯のサウナをサブスクで楽しめるのが、温泉・銭湯型です。このタイプは「銭湯サブスク」「温泉サブスク」といった名称で提供されているサービスも多く、お風呂への入浴がメインになっているケースもあります。
しかし、近年ではサウナブームの影響を受けて、既存の温泉や銭湯にサウナを導入するケースが増えてきました。すでに温泉や銭湯での運営ノウハウがある点や、既存ユーザーとの親和性が高いなど、新たにサブスクサウナを導入するメリットは大きいといえます。
3.フィットネスクラブ型
フィットネスクラブは、トレーニングや運動、プールの利用などをイメージされがちですが、サウナが用意されている施設も少なくありません。このサウナを目当てにフィットネスクラブの月額会員としてサウナを利用するのがフィットネスクラブ型です。
純粋にサウナをサブスクとして提供している訳ではありませんが、フィットネスクラブとあって各種設備が整っているため、サウナ愛好家にも人気です。より本格的なサウナを導入すれば、新規ユーザーの集客にも貢献できます。
フィットネスクラブはサブスク型での運営が基本なので、既存の運営ノウハウやオペレーションをそのまま転用しやすいメリットがあります。
4.サウナ特化型
質の高いサウナを思う存分利用したいというサウナー向けに、サウナ専門店として提供されているのがサウナ特化型です。プライベートサウナやロウリュ、水風呂などを併設。サウナを本格的に楽しみたいユーザーが、定額料金で24時間いつでもサウナを利用できます。
こうしたサウナ特化型では、サウナや設備の質が集客のポイントとなります。愛好者を満足させるようなサービスを提供しながら、いかに収益性を高められるかが重要です。
バレルサウナの購入やレンタルなら、国産サウナブランドのONE SAUNAへ
今回はサブスクサウナのメリットや、事業者を選ぶ際のポイントをご紹介しました。
サブスクビジネスは現代社会では定番のビジネスモデルで、サウナでも注目度が高まっています。サービスを検討している場合は、信頼のおけるサウナ事業者を選ぶことが大切です。
サウナブランドのONE SAUNAでは、自社で製造した純国産バレルサウナの販売・レンタルを行っています。サウナの導入はもちろん、メンテナンスやアフターサービスにもしっかり対応。IoTシステムをはじめとしたマーケティング支援も行っていますので、サウナでのサブスクビスネスをご検討中の方はぜひONE SAUNAへお問い合わせください。