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サウナーの「聖地」フィンランドのサウナ文化や歴史、種類を紹介

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サウナーの「聖地」フィンランドのサウナ文化や歴史、種類を紹介

サウナーの「聖地」フィンランドのサウナ文化や歴史、種類を紹介

サウナの発祥地として知られるフィンランド。そのサウナ文化は2000年以上の歴史があり、フィンランド人にとっては生活に溶け込んだ欠かせない存在となっています。

今回は、フィンランドのサウナ文化や歴史・サウナの種類についてご紹介。サウナーの「聖地」とも呼べるファンランドのサウナ事情を、一緒に見ていきましょう。

2000年以上の歴史を持つフィンランドのサウナ文化

フィンランドは北欧(北ヨーロッパ)に位置する国の1つで、ロシアやノルウェー、スウェーデンなどを隣国に持つ自然豊かな国です。全陸地面積の72%が森で覆われており、10%が湖や川などの水域となっています。国土面積が日本の9割程度の大きさと聞けば、フィンランドがいかに自然に恵まれた環境か伺えるでしょう。

そんなフィンランドの文化に欠かせないのがサウナです。フィンランドには550万人の人口に対して、300万個のサウナがあるといわれています。国民の2人に1人がサウナを持っている計算で、まさに生活に溶け込んだ存在と呼べます。

サウナには2000年以上の歴史があるとされますが、起源には諸説あります。1つは厳しい寒さを凌ぐため、自然の窪地で暖を取るようになったという説。フィンランドは自然豊かな国ですが、冬は厳しい寒風や雪にさらされます。こうした環境を乗り越えるため、人々は自然の窪地で火を焚き、暖を取るようになりました。自宅にもこうした設備を作るようになり、これが現在のサウナの起源となったと言われています。

また、食料を貯蔵・スモークするための部屋が、いつのまにか沐浴する場所(=サウナ)へと変化した、というエピソードもサウナの起源として言われています。冬場の厳しい寒さを凌ぐとともに、自然の恵みを生活に役立てる「共生」の考え方が、サウナの根源にあるのかもしれません。

フィンランド式のサウナの楽しみ方

フィンランド式のサウナといえば「ロウリュ」が有名です。ロウリュはストーブで熱したサウナストーン(石)に水をかけて蒸気を発生させることを指します。室内の湿度が高まり、発汗作用を促進。体感温度を高めてくれます。フィンランドではこのロウリュを行うことで、サウナを快適な状態に保ち、体はもちろん心を整える文化が根付いています。

日本でも近年、ロウリュを導入するサウナ施設も増えてきましたが、それまではカラカラに乾いたドライサウナ(乾式サウナ)が主流でした。これにも歴史が諸説あり、日本にサウナが広まった際にフィンランド式のスチームサウナ(湿式サウナ)ではなく、ドライサウナが参考にされたといった理由が挙げられます。

近年のサウナブームではロウリュができるフィンランド式サウナが人気です。特に自分でサウナストーンに水をかける「セルフロウリュ」ができる施設は、本場フィンランドのスタイルを体験できるとして人気を集めています。

また、フィンランドでも日本と同じ「サウナ→クールダウン→休憩(外気浴)」という流れが一般的ですが、クールダウン用の水風呂は基本的に用意されていません。ではどのようにするかというと、代わりに近くの湖や川に直接入りクールダウンを行います。自然豊かなフィンランドならではのスタイルで、2000年以上紡がれてきた歴史と文化の成熟を感じさせてくれます。

こうしたスタイルを参考に、日本でもアウトドアサウナや海や川、湖でクールダウンできるといった施設が登場するなど、サウナの在り方も多様化しています。

フィンランドのサウナの種類

ここまでフィンランドでのサウナの歴史や文化についてご紹介しましたが、フィンランドにはサウナの種類にもさまざまなものが存在します。ここからは、伝統的な種類も交えつつ、フィンランドサウナの種類をご紹介します。

1.スモークサウナ

スモークサウナとはフィンランドの伝統的なサウナの1つです。一般的な電気ストーブや薪ストーブが普及する1930年代までは、フィンランドサウナはこのタイプが主流でした。

サウナの構造は薪ストーブタイプと同じですが、スモークサウナは煙突がないのが特徴。大きなストーブで薪を燃やし、時間をかけてサウナを温めます。サウナルーム内は燃えた薪の独特な香りを楽しむことができ、現地のフィンランド人も「わざわざ入りたい」と語るほど親しまれているサウナです。

2.アイスサウナ

珍しい冬季限定のサウナが、アイスサウナです。厚い氷のブロックで覆われた空間でストーブを炊き、サウナを楽しみます。氷が解けないようにほどよい温度に調整し、室内にはあらかじめ木製のベンチを置くなどして対応。

日本でも冬にかまくらを作る文化がありますが、フィンランドでもそれに似た冬季ならではの文化が育まれています。

3.ホットキューブ・サウナ

ホットキューブ・サウナは、組み立てや持ち運びができる木製のサウナです。さまざまな場所で手軽にサウナを楽しめるとして人気が高く、ほどよく差し込む光とサウナの心地よさが魅力的な時間を生み出してくれます。

簡易的サウナとしては日本でもテントサウナがブームですが、木製にこだわるあたりは、さすがはサウナの本場フィンランドです。

4.バレルサウナ

最後にご紹介するのが、バレルサウナです。

バレルサウナとは、木材を使った丸い樽(バレル)型のサウナルームのことです。

おしゃれな見た目はもちろん、室内は広々としており上質なサウナ空間を実現。丸い形状はサウナ全体に均等に温度を伝えることができ、場所による温度や蒸気のムラを軽減し、サウナの効果を最大限に引き出してくれます。特に丸い樽型の形状は天井から熱や蒸気が降り注ぐような感覚を楽しめるため、キューブ型のサウナとは違った入浴体験が人気です。

近年ではそのユニークな見た目も相まって、バレルサウナを導入する施設やサウナ愛好家も増えています。庭や屋外にサウナを設置したい方から人気が高く、ある程度省スペースでの導入が可能な点も魅力です。

木ならではの香りをじっくり楽しむことができ、自宅や別荘の庭に設置することができるため、マイサウナが欲しいサウナ愛好家から人気を集めるサウナです。

本場のバレルサウナを自宅で楽しめるONE SAUNA

今回は、サウナ発祥の地として知られるフィンランドについて、サウナの文化や歴史・種類をご紹介しました。

フィンランドでは古くからサウナが生活の一部として浸透し、歴史を刻んできました。日本でも近年はロウリュができるフィンランド式のサウナが人気で、各地で魅力ある施設が登場しています。中でもバレルサウナは、ユニークな樽型の形状や手軽に設置できる点から、自宅や施設で人気を集める種類です。

ONE SAUNAは、バレルサウナを製造・販売するサウナブランドです。商品は質の高い国産木材を使用し、熟練の職人の手で一つひとつ丁寧に制作しています。設置場所やご要望に合わせたカスタムやサポートにも対応しています。

バレルサウナの導入を検討中なら、お気軽にONE SAUNAまでお問い合わせください。

■ONE SAUNAについて

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ONE SAUNA は全国の生産地と連携し、国産木材でつくる地産地消のバレルサウナを提案しています。

バレルサウナの製造のみならず、サウナのある暮らしをご提案。SAUNA YARD 、APPAREL、COSME、GOODSの展開も行っています。

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