バレルサウナを海外輸入で購入する際の4つの注意点。国産サウナのメリットは？

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2022.06.22

「バレルサウナを海外輸入で購入したいけど、注意しておくポイントを知りたい」
「せっかく自宅にサウナを買うなら、間違いのない商品を選びたい」

そんな風に考えている方も多いのではないでしょうか。とくに海外輸入での購入は慣れない人にとっては不安も多く、事前にしっかり情報収集をしておきたいはずです。

そこで本記事では、バレルサウナを海外輸入で購入する際の注意点を解説します。購入を検討している方や、海外輸入での注意点を知りたい方はぜひ参考にしてください。

バレルサウナの海外輸入で知っておきたい4つの注意点

バレルサウナとは樽型の形状をしたサウナルームのことです。木材を使用したスタイリッシュな見た目に加え、樽型の形状がサウナ全体に均等に温度を伝えることで、サウナの効果を最大限に引き出してくれます。ロウリュで発生した蒸気が曲面の壁に沿うように広がり、サウナ室の天井部から降りてくるようにして循環します。一般的な小屋型やボックス型のサウナとは、ひと味違った入浴体験を楽しめるのは、バレルサウナならではでしょう。

バレルサウナは海外での取り扱いも多い商品です。しかし海外輸入で購入するなら、いくつか事前に注意しておきたいポイントがあります。購入してから「こんなはずじゃなかった」と頭を抱えないためにも、海外輸入での注意点を確認していきましょう。

注意点1．サウナストーブの電圧を確認する

海外輸入でバレルサウナを購入する際は、サウナストーブの電圧を確認しておきましょう。

日本のコンセントから流れている電圧は100Vです。しかし海外では110V～130Vまたは220V～240Vの電気が流れており、日本よりも高い電圧で電気が供給されています。そのため海外製の電気製品も高い電圧で使用できるよう設計されています。

この際、特に注意したいのがバレルサウナのストーブ。商品に付属されるサウナストーブも電気タイプが多いため、海外からそのまま輸入して使用するとなると、変圧器を使用する必要があります。また製品によってはコンセントの差込口の形状が違うことがあるため、注意が必要です。

海外輸入でバレルサウナを購入する際は、事前にサウナストーブの電圧とコンテンツの形状、電気系統の配線等を確認しておきましょう。

注意点2．納品のタイミングが遅延する可能性を考慮する

海外輸入でバレルサウナを購入する際は、納品のタイミングが遅延する可能性を考慮しておきましょう。

海外から製品を取り寄せる海外輸入では、どうしても物理的な距離が離れているため、国産に比べ納品のタイミングが遅れるケースが少なくありません。

例えば、コロナ禍ではロックダウンによる現地工場の休業や生産体制の縮小により、物流網に大きな影響が発生しました。最近では地域紛争に関連する国際情勢も物流網に影響を与えており、納品のタイミングが確定しにくい状況が続いています。

バレルサウナを輸入する際もこうした影響を考慮しておく必要があります。例えば輸入後の組み立てを業者に依頼する際や、レジャー施設のオープンに合わせてバレルサウナを設置するといったケースでは、スケジュール調整を念入りに確認しておく必要があるでしょう。

注意点3．為替の影響で価格が変動する

海外輸入に付き物なのが価格の変動です。価格は為替レートによってリアルタイムで変化するため、購入するタイミングによっては「予算を大きくオーバーしてしまう」といった悩みが出てきます。特に円安の状況では輸入商品の価格が高騰するため、国内からバレルサウナを購入する場合は大きく影響するでしょう。

この他にも2020年代のウッドショックに代表されるように、木材の価格は世界情勢と密接に関係しています。突発的な事象が思いがけずバレルサウナの価格に反映されるといった可能性も、海外輸入では注意しておきたいポイントです。

注意点4．修理やメンテナンス、パーツの取り寄せに不安がある

バレルサウナは木材を使用しており、長く使い続けるには定期的な修理やメンテナンスが欠かせません。日常的なメンテナンスは自分達でも可能ですが、パーツの破損や電気系統の故障は専門業者に依頼する必要があります。

ここで問題となるのが、海外製品に対応できる業者が限られるという点です。正規代理店のように代行業者がメンテナンスやアフターサービスまで対応してくれるなら安心ですが、業者が販売のみを担当する場合や、個人輸入で購入した場合は、パーツの調達や専門業者の手配まですべての対応を担わなければなりません。専門的な知見や技術がない状態では、大きな負担です。

また、パーツを取り寄せるまでの期間や、修理やメンテナンスが完了するまではサウナの稼動を休止する必要があります。休止期間はサウナを利用できないのはもちろん、事業者にとっては機会損失が発生します。

バレルサウナを海外から輸入する際は、アフターサービスや正規代理店の有無についてチェックし、購入後も安心して使用できる体制を確保できるか確認しておきましょう。

国産のバレルサウナを購入するメリットは？

ここまで、バレルサウナを海外輸入で購入する場合の注意点を4つご紹介しました。海外輸入でも信頼のおける正規代理店やサウナ業者から商品を購入すれば、購入時のトラブルを回避し、安心してサウナを導入できます。

本記事では海外輸入でのバレルサウナについてご紹介していますが、国産のバレルサウナについての情報も知っておくと、購入時の選択肢が広がります。

ここからは、国産のバレルサウナを購入するメリットについて見ていきましょう。

納品の調整や価格の把握がスムーズに進む

国産のサウナブランドでバレルサウナを購入するメリットとして、納品の調整がスムーズに進む点が挙げられます。特に日本国内で製造しているブランドなら、納期が把握しやすくなります。例えば、新規で施設をオープンする場合、大規模な改修工事を行うといった場合のスケジュール調整がスムーズに進むのはメリットです。

また国内での販売となるため海外輸入のように為替の変動を心配する必要がありません。バレルサウナは一般的に100万～300万円程度が目安で、金額が大きくなります。わずかな為替の動きでも、価格や送料が大きく変動しますが、国産のバレルサウナであればこうした動きに左右されません。もちろん国内の物価には左右されますが、海外よりも価格感をイメージしやすくなります。

予算を立てやすい点や、将来的にパーツの調達や交換が必要となる点を考慮すれば、国産のバレルサウナはメリットが大きいといえます。

メンテナンスやアフターフォローの相談がしやすい

正規代理店がアフターフォローにも対応していれば安心ですが、国産のバレルサウナブランドなら修理やメンテナンスの相談がしやすい点もメリットです。

特に製造と販売を一括で行っているサウナ業者であれば、交換用のパーツの調達が容易で短納期で済みます。また、万が一のトラブルへも柔軟に対応できるため、バレルサウナを長く安心して使用し続けられます。

近年のサウナはヘルスケア目的だけでなく、手軽に楽しめるアクティビティとしても人気を集めるようになりました。しかし高温多湿の特殊な空間は、健康や人の命にも関わります。定期的な修理やメンテナンスは、バレルサウナを購入する人にとっての義務です。こうした視点からも、メンテナンスやアフターフォローの相談がしやすい関係性を築いておくのは、大きな意味があります。

信頼できるサウナ事業者を選ぶ

海外輸入・国産に関わらず、バレルサウナを購入するなら信頼のできるサウナ事業者を選ぶことが大切です。日本では近年のサウナブームでサウナ事業者が一気に増加しましたが、粗悪な商品を販売しているケースや、入金後に連絡が取れないといった悪質なケースも増えているようです。

これは海外輸入・国産のどちらでも起こる可能性があるトラブルで、「どれだけ信頼できるサウナ事業者を選ぶか」が重要なポイントとなってきます。では、具体的に信頼できる事業者のポイントをご紹介します。

導入事例やアフターサービスは信頼度を見極めるポイントに

まず海外輸入でバレルサウナを購入するなら、正規代理店であるかを確認しましょう。正規代理店であれば商品やパーツの調達にも信頼がおけるため、思わぬトラブルを抑止できます。代理店を通じて購入するバレルサウナのブランドが、海外でも信頼度が高ければより理想的です。

また海外輸入、国産を問わず確認しておきたいのが導入事例です。導入事例は「責任を持って商品を販売した」という証でもあります。納品元のチェックもあるため、信頼度をはかる材料となります。

国産のバレルサウナを購入するなら、「生産体制が確立されているか」「納期やアフターサービスが充実しているか」といった点を確認しましょう。自社で生産拠点を持っていれば、パーツ調達が短納期かつスムーズに進みます。また「売りっぱなし」ではなく、アフターサービスまで充実しているブランドであれば、長く安心できる付き合いが続くため信頼が置けます。

国産のバレルサウナブランドをお探しならONE SAUNA（ワンサウナ）

今回はバレルサウナを海外輸入で購入する際の注意点をご紹介しました。

バレルサウナは海外での取り扱いが多い商品です。購入時は海外輸入ならではの注意点もあるため、気になるポイントを確認し安心して購入できるように準備しておきましょう。また、海外輸入だけでなく、納品の調整や価格の把握がスムーズに進む国産バレルサウナの購入を検討するのもおすすめです。

国産のバレルサウナを製造・販売するONE SAUNAでは、北海道、宮城、香川、鳥取、宮崎と、全国5箇所に製造拠点を設け、地元の木材加工会社、建具店が連携。高い技術を持った職人によるハンドメイドで、一つひとつ丁寧に製造を行っています。木材には全国各地の国産材を使用。日本初の地産地消型のサウナは、2022年にグッドデザイン賞を受賞するなど高い評価を集めています。

また、ONE SAUNAではサウナの販売・導入だけでなく、空間設計やアフターサービスにも対応。安心してサウナを設置できる体制が整っています。事業者さま向けのサウナ施設の企画や運用支援、マーケティング支援などもワンストップでご提案可能です。

バレルサウナの設置や導入をお考えなら、まずはご相談からお気軽にお問い合わせください。