サウナストーブの種類を熱源別に解説!選び方のポイントは?
サウナストーブの種類を熱源別に解説!選び方のポイントは?
サウナの予熱に欠かせないサウナストーブには大きく3つの種類があります。薪・ガス・電気とサウナ室を温めるための「熱源」が大きな違いです。
しかし実際にサウナストーブを購入するとなると、「どの熱源を選べばよいのか?」「種類ごとの違いはどこにあるのか?」といった疑問を持つ方も少なくないのでは…。
そこで今回は、サウナストーブの種類を熱源別に解説します。それぞれの特徴や選び方のポイントについて解説しますので、サウナストーブを選ぶ際の参考にしてください。
サウナストーブの種類(熱源)は大きく3つ
サウナを温める役割を担うサウナストーブには、熱源によって種類に違いがあります。
・薪ストーブ
・ガスストーブ
・電気ストーブ
まずは、それぞれの種類別に特徴の違いを見ていきましょう。
1.薪ストーブ│火ならではの温もりとリラクゼーション効果
薪ストーブは火を起こす燃料として薪を使うタイプのサウナストーブです。もっとも伝統的な種類で、火ならではの温もりや揺らめき、薪がパチパチとはぜる音などさまざまな感覚を使ってサウナを楽しめます。薪の種類によっては香りも変化するため、アロマとしても楽しむことも可能。リラクゼーション効果はもちろん、サウナへの満足度が高まるのも薪ストーブの魅力でしょう。
一方で火を直接使用するため、火起こしの手間や火加減の調整、薪の管理・調達などが必要となります。また排煙設備を設けるなど安全管理にとくに気を配る必要がある点や、使用環境に制限がある点はネックです。
2.ガスストーブ│都市ガスやプロパンガスがあれば手軽に設置できる
ガスストーブはガスを使ってサウナを温めるタイプのストーブです。都市ガスやプロパンガスが使用できる環境であれば手軽に設置が可能。スイッチ一つで予熱を開始でき、サウナ施設や宿泊施設のように長時間サウナを稼動する場所ではとくに好まれます。
デメリットとしてはまた外気を用いて燃焼させるため、外気温が低い場合は熱損失を起こしてしまいます。またガス設備を設置できない場所では使用できない点もネックです。
3.電気ストーブ│安全性が高く初心者でも安心して使用できる
電気を使って予熱を行うのが電気ストーブです。ガスストーブ同様スイッチ一つで簡単に予熱ができ、手軽にサウナを楽しめます。サウナストーブではガスを使用する場面が多いですが、ガス設備が利用できない場所では電気ストーブが重宝します。
デメリットとしては、長時間利用すると電気代が高くなる点があげられます。またサウナ用の電気ストーブは200V電源を使用するのが一般的です。日本のコンセントは100V電源の設備となっているため、購入時には200V電源の確保や家庭の契約アンペアを見直す必要があります。
サウナストーブの選び方のポイントは?
ここまでサウナストーブの種類別に特徴を解説しましたが、実際にストーブを購入する際はどのようなポイントを意識すればよいのでしょうか。ここからは、サウナストーブの選び方のポイントを見ていきましょう。
設置場所や工事・保守管理の違いが大きなポイント
サウナストーブを選ぶ際は、まず設置する場所の条件や工事・保守管理の違いを確認してください。
ストーブの種類 | 設置する上での条件 |
薪ストーブ | ・安定して薪を調達できるか ・薪ストーブを使用できるか環境か |
ガスストーブ | ・プロパンor都市ガスが使用できるか |
電気ストーブ | ・200V電源を確保できるか ・設置場所の電力量(契約ワット数)に余裕があるか |
上記はストーブの種類別に設置する上での条件をまとめた表です。例えば、薪ストーブの場合は薪を燃やすと煙が発生するため、住宅が密集している場所やマンションに設置することはできません。また年間を通して薪を調達できなければ、常時サウナを使用できないためガスストーブや電気ストーブを検討します。
ガスストーブではガス設備の用意、電気ストーブでは200V電源の確保など、それぞれの熱源ごとに設置する上での条件があります。まずは、サウナストーブを使用する場所を想定して、どの種類のストーブが使用できるか・できないのかを確認しましょう。その上で、設置時の工事の手間や予算との折り合いを検討し選んでいくのがおすすめです。
またサウナは購入時だけでなく、継続して保守管理が必要です。メンテナンスの知識や時間といった条件も、購入時には検討しておきましょう。
いずれの条件もクリアできるのであれば、あとは好みの違いとなってきます。「薪ストーブで火を起こしながら本格的なサウナを楽しみたい」「毎日使用するので操作が簡単な電気やガスを選びたい」など、自分のニーズと相性の良い種類を選んでみましょう。
ストーブ単体での購入時は使用中のサウナとの互換性を確認する
サウナストーブを探している方の中には、ストーブを単体で購入したい方も多いのではないでしょうか。こういったケースで注意したいのが、現在使用しているサウナとの互換性です。
例えば、ストーブが故障して交換する場合、現在のサウナストーブとサイズや規格が異なった商品を選んでしまうと、大掛かりな改修工事が必要となります。特にサイズはサウナ室内のスペースや環境設定にも影響するため、ストーブ単体での購入時には事前のリサーチが重要です。
ストーブを単体での購入を検討しているなら、まずは購入前にサウナ事業者に確認するのがベストです。
販売だけでなくメンテナンスや交換までトータルでサポートしてくれるサウナ事業者を選ぶ
サウナストーブを購入する際は事前にサウナ事業者に確認するのがおすすめとご紹介しましたが、これには理由があります。
日本では近年のサウナブームで宿泊施設や温浴施設はもちろん、キャンプ場やグランピング施設などさまざまな施設でサウナが導入されています。一方でこうしたブームに乗っかり、一部では粗悪なサウナが販売されるケースも増えてきました。
なかには海外からサウナを輸入販売しているものの、実際に届いた商品は日本の建築基準法や消防法に適合していないといった危険な事例も聞かれます。サウナ本体とストーブの規格がそもそも違っているようなケースでは、火災や重篤な事故を招きかねません。
こうしたリスクを避け、サウナを安心安全に利用するためにも、サウナ本体やサウナストーブを購入する場合は専門の事業者から購入するのをおすすめします。販売だけでなく、メンテナンスや修理、設備の交換までトータルでサポートしてくれる事業者を選ぶようにしましょう。
ONE SAUNAならバレルサウナの販売からアフターサポートまでワンストップで対応
今回はサウナストーブの種類を熱源別に解説しました。サウナストーブには大きく薪ストーブ、ガスストーブ、電気ストーブの3つの種類があります。サウナを温める熱源が大きな違いで、熱源の特徴によってメリットやメンテナンスの方法が変化します。
サウナストーブを選ぶ際は、まず「どこに設置するのか」を決めてから、設置場所でどの熱源が使用できるのかを確認しましょう。また工事の手間や予算、メンテナンスの労力といった項目も選ぶ際のポイントとなります。
また、サウナストーブを単体で購入する場合は、現在使用しているサウナとの互換性をきちんと確認しましょう。安心安全に使用するためにも、ストーブの導入や交換についてきちんと相談できるサウナ事業者を選ぶのがポイントです。
ONE SAUNAは、純国産のバレルサウナを販売するサウナブランドです。バレルサウナの販売はもちろん、熱源別の各種サウナストーブもご用意しています。また、販売だけにとどまらず、メンテナンスや交換をはじめサウナに関する各種問い合わせにも対応しています。
バレルサウナやサウナストーブについてのご相談があれば、お気軽にONE SAUNAへお問い合わせください。
■ONE SAUNAについて
ONE SAUNA は全国の生産地と連携し、国産木材でつくる地産地消のバレルサウナを提案しています。
バレルサウナの製造のみならず、サウナのある暮らしをご提案。SAUNA YARD 、APPAREL、COSME、GOODSの展開も行っています。
■ONE SAUNA ご注文方法
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■ONE SAUNAに関するお問い合わせ先
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ONE SAUNA製品のご紹介:https://onesauna.jp/collections/barrelsauna
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